受け継がれてきた記憶を、新しい文化のはじまりへ。
Background|背景
長年にわたり、スポーツや音楽、式典など、さまざまな場面で横浜の人々に利用されてきた横浜文化体育館。
その歴史を受け継ぎ、新たな多目的アリーナ「横浜BUNTAI」として生まれ変わるにあたり、開館記念式典で上映するヒストリー映像を制作しました。
求められたのは、過去の出来事を年代順に紹介するだけの記録映像ではありません。
横浜文化体育館に積み重なった人々の記憶を振り返りながら、新しい施設の誕生を祝う式典の空気へつなげることでした。
Challenge|課題
歴史ある施設のリニューアルでは、新しさを伝えるだけでなく、これまでその場所に関わってきた人々の思いや記憶を丁寧に受け継ぐ必要があります。
一方で、過去を懐かしむことに偏りすぎると、新施設が持つ現代性や、これから始まる未来への期待が弱くなってしまいます。
横浜文化体育館らしい昭和の空気感と、横浜BUNTAIのモダンな佇まい。
その二つを対立させるのではなく、一つの時間の流れとして結び付ける表現が求められました。
Approach|解決アプローチ
歴史的な写真や出来事を単に並べるのではなく、文字の動き、画面のリズム、色や質感を通じて、それぞれの時代の空気を表現。
昭和のポスターやグラフィックを思わせる親しみと懐かしさを残しながら、現代的なモーションデザインへ再構築しました。
横浜文化体育館が歩んできた時間と、横浜BUNTAIから始まる新しい歴史を、一つの体験としてつなぐ、
過去を振り返る時間から、新しい施設の誕生を祝う高揚感へとつなげました。
Output|アウトプット
- 横浜BUNTAI開館記念式典ヒストリー映像
- コンセプト・構成設計
- 歴史資料を活用したストーリー設計
- タイポグラフィー・グラフィックデザイン
- モーショングラフィックス制作
- 音楽制作・サウンドディレクション
- 式典出演と連動したイベント演出(ナレーション:竹中直人さま、秋元真夏さま)









2024
CLIENT: YOKOHAMA CITY
AGENCY : DENTSU LIVE
Art Director : KYOSUKE TSUJI
Motiongrapher: MAKOTO ENDO