複雑なテクノロジーを、直感的に伝わる体験へ。
Background|背景
物流の自動化が進む中、e-Logitの物流センターに、自動倉庫システム「RENATUS」が導入されました。
縦・横・上下へ自在に移動するシャトルが、倉庫内の商品を効率的に運び、入庫から保管、出庫までの物流工程を支えるシステムです。
この新しい物流技術の仕組みと可能性を、事業者や関係者へ分かりやすく伝えるため、プロモーションムービーを制作しました。
Challenge|課題
自動倉庫の価値は、設備のスペックや性能を説明するだけでは、十分に伝わりません。
倉庫の内部では、複数のシャトルや設備が連動し、商品が立体的かつ連続的に移動しています。
その複雑な仕組みを理解してもらうためには、システムの一部分を切り取るのではなく、商品が倉庫へ到着してから出庫し、再び倉庫を出発するまでの流れを、一つの体験として見せる必要がありました。
また、技術の正確さを伝えるだけでなく、これまでの倉庫のイメージを更新するような、先進性とスケール感を備えた映像表現も求められました。
Approach|解決アプローチ
私たちは、設備を順番に紹介する映像ではなく、「一つの商品が入ってから出ていくまでのジャーニー映像」として映像を構成しました。
商品が倉庫へ納入され、システムへ取り込まれる。
シャトルが棚の間を縦横無尽に移動し、商品を保管場所へ運ぶ。
そして注文に応じて商品が取り出され、出庫工程を経て、再び倉庫から出発していく。
入庫から出庫までの一連の流れを追うことで、複雑な自動倉庫の仕組みを、視聴者が直感的に理解できる構成としました。
撮影では、倉庫内を行き交うシャトルのスピードや、巨大なラックの奥行き、上下左右へ展開する動きを丁寧に捉えています。
規則的に動くシャトルを、単なる機械ではなく、物流を支える一つの生命体のように描き、システム全体が連携して働く様子を可視化しました。
カメラにはSony BURANOを使用。
機械の質感、光の反射、倉庫空間の奥行きまで美しく描写することで、機能紹介にとどまらない、先進的な物流ブランドとしての映像で表現し、見えにくい技術の仕組みを、未来への期待が生まれるブランド体験へ変えることを目指しました。
Output|アウトプット
- 映像コンセプト・構成設計
- ストーリー設計
- 撮影
- 編集・カラーグレーディング
2024
CLIENT : e-Logit / RENATUS
Agency : Sony PCL