指導方針を伝えるのではなく、「育成の考え方」を共有するコミュニケーションデザイン
Background|背景
競技力の向上だけでなく、柔道を通じた人材育成がますます重要視される中、全日本柔道連盟では、競技者・指導者・保護者が共通の視点で育成に向き合うための「長期育成指針」を策定しました。
しかし、育成方針は文章や資料だけでは十分に伝わりません。
指導現場や世代によって受け取り方が異なり、「なぜその考え方が必要なのか」まで共有することが求められていました。
Challenge|課題
育成指針の本質は、ルールやマニュアルを伝えることではありません。
競技者の成長段階に応じて、どのような視点で育成に向き合うべきかという考え方を、多様な立場の人へ共通言語として届けることが課題でした。
また、柔道経験や専門知識に関わらず理解できる内容でありながら、競技団体としての専門性や信頼性も損なわないバランスが求められました。
Approach|解決アプローチ
私たちは、育成指針を説明する映像ではなく、「育成理念を共有するコミュニケーション」として企画を設計しました。
専門的な内容をそのまま映像化するのではなく、「誰のための指針なのか」「この考え方が現場でどのように活かされるのか」という視点から情報を整理。
競技者・指導者・保護者、それぞれが自分自身の立場に置き換えながら理解できるストーリー構成を設計しました。
教育やスポーツの現場では、正しい情報を届けるだけでは、人の行動は変わりません。
抽象的な理念を映像表現へ翻訳することで、「知る」だけではなく、「共感し、実践したくなる」コミュニケーションを目指しています。
Output|アウトプット
- コミュニケーション設計
- 映像企画・演出
- 撮影・編集
2025
CLIENT: ALL JAPAN JUDO FEDERATION
Account Excective:MASAKI SAKURAZAWA
Producer:MASAKI SAKURAZAWA
Director :TOMOAKI ISHIKAWA